テレビ、映画で有名な真実の口
イタリア旅行で定番となるスポットは真実の口です。
真実の口というと、手が抜けなくなる遊びをされている人もいますが、こちらはテレビ、映画でも良く見かけるワンシーンです。
有名なものにはローマの休日がありますが、相手の女性を驚かせようと、真実の口から手が抜けなくなった・・・とハプニングを演じるシーンがあります。
このようなシーンで一躍有名となったため、今でも真実の口で似たような遊びをされている方が多いのです。
また、真実の口には他にも歴史があります。
それは、イタリア旅行で訪れる人が多い、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁に飾られていたという歴史です。
時代とともに扱われ方が変化していった貴重な像でもあるので、イタリア旅行といえば真実の口が必ずセットで付いてくるのです。
それと、真実の口というのは偽りの心をもって手を入れてしまうと、手が抜けなくなるというものではありません。
元々は、手が抜けなくなるのではなく、偽りの心を持っているために指を噛みちぎられてしまうという像だったのです。
歴史的建造物のコロッセオ
イタリア旅行で有名なものにコロッセオがあります。
コロッセオはローマ帝政期に作られたとされる建造物です。
円形闘技場というと、多くの人がコロッセオを思い浮かべるほど、世界的にも知られている建造物として有名です。
コロッセオは、格闘技が行われていたのではなく、剣闘士と言われている武芸達者な人と獣が戦う空間として用いられていました。
残酷な歴史を持っているコロッセオですが、このような空間は一部の人間だけでなく市民のような方々も入ることができたと言われています。
また、コロッセオというとテレビなどでも特集されることがありますが、その理由は現代でも過去を知れる建造物として存在しているからです。
他の文明を残す建造物では、コロッセオとは違い床が途中までしか残存していなかったり、もしくは完全に建造物が破壊されてしまっているため、今ではどのような建造物であったか判明しないものが多いのです。
つまり、歴史を確認できるということで、コロッセオは多くの人が訪れる場所となりました。
実際にコロッセオの地下にはかつて使用されていた、猛獣をいれる檻などが残っていますし、その他にも剣闘士などが使用していたとされる器具も残っているのです。
古代ローマ帝国の象徴としても知られているコロッセオは、今では2000年以上も経過したのに残存している建造物としても評価されています。
ただし、コロッセオの中は部分的に傷んでいる部分もありますので、足を踏み外さないように注意し移動する必要もあります。