住みやすい家にしてあげる
親孝行を考えているならば、両親の実家をリフォームしてあげることも1つの方法です。
両親は年齢が高くなるほど、体も弱っていき、日常生活で不自由も出てきます。
昔は不便無く使えていた家の設備も、年と共に使いにくくなるのものです。
たとえば、階段を上るのが辛くなる、お風呂の浴槽をまたぐのが大変などあります。
そんな両親への親孝行を兼ねて、家のリフォームをプレゼントしてはいかがでしょうか?
リフォームというと、それなりにお金がかかり、一部改築するだけでも結構な金額を使います。
そのために、20代や30代だとお金の余裕がなく厳しいかもしれませんが、40や50になれば、親孝行の一環としてプレゼントできるでしょう。
日頃住んでいると、何が不便か分からないかもしれませんが、実家に帰ってみると、両親が不便そうにしている姿が見えるかもしれません。
そんな不便そうにしている家の設備を、リフォームしてあげると、喜ばれます。
リフォーム箇所
・トイレ
高齢になると、トイレをするのも苦労します。
便座に座るのが大変になり、また座ったと立ち上がるのも大変です。
また、座ったままの姿勢を維持するのも大変になり、そのような姿勢を補助できるようにリフォームします。
たとえば、壁に手すりを付けて、立ち上がるのも座るのも楽にすると良いです。
・お風呂
お風呂は高齢になると、不便になる設備の1つです。
特に浴槽をまたぐのが大変となり、高齢であればお風呂場での事故も起きやすいです。
水場なので滑りやすくなっており、転んで怪我する、骨折するような方もいます。
また最悪の場合は、湯船から出られなくなり、最悪のケースに至る場合もあります。
お風呂場のリフォームというと、こちらも手すりを付けてあげます。
ただ手すりは1カ所でなく、使いやすいように何カ所かに付けると良いでしょう。
その他、床を滑りにくい素材に変える、浴槽の高さを低くするなども可能です。
・階段
足腰が弱い方にとっては、階段の上り下りは大変です。
階段に手をついて登るような人もいるので、使いにくいならば、リフォームしてあげると良いでしょう。
ここも、基本は手すりを付けることとなり、階段の左右どちらかに付けます。
あまりに階段の段数が多く、急であれば、段数を少なくして緩やかにするようなリフォームも可能です。
・防犯対策
高齢者の家は、空き巣などに狙われやすく、訪問販売も訪れます。
そんな防犯を考えるリフォームというと、家に防犯カメラを取り付けることです。
インターホンと連動し、玄関の様子を見られるカメラを取り付けても便利でしょう。
防犯ガラス窓に変える、ドアや窓に鍵を増やして、侵入しにくい家にする方法もあります。