家を点検してあげる
親と一緒に実家で住んでいる方も、親と離れている方も、親が一軒家に住んでいる場合が多いでしょう。
日本の家は消耗品と考えられており、新築から十年も経てばほとんど価値がなくなり、そして年月と共に家は劣化して壊れてくる部分も出てきます。
そうなると家は定期的にリフォームをしなくてはいけません。
リフォームするためには、まずは家を点検しなくてはならず、点検によってどこが壊れていてどのような修理が必要なのかもわかります。
しかし親が高齢だと自分で点検する事は出来ませんので、自ずとリフォーム業者に点検を頼むこととなるでしょう。
そこでリフォーム業者の代わりにあなたが点検をしてあげるのです。
もちろんリフォーム業者のように、細部まで事細かく点検することは難しいかもしれませんが、外壁や屋根やバルコニーに内装や床下と、点検すると大変な部分をあなたが親の代わりに点検してあげるのです。
点検によって壊れている部分が見つかれば、そこをどうやって修理するか考えれば良いでしょう。
点検のポイント
点検では以下のポイントに従って点検しましょう。
・屋根の材質の劣化がないかズレがないかなどを確認しましょう。
・外壁は直射日光が当たる部分は紫外線による劣化がないか、日光の当たらないところはカビなどで腐っていないか確かめます。
・バルコニーがあれば、手すりや接合部分や窓がズレて隙間がないか、隙間があるとそこが雨水の侵入経路になってしまいます。
・塀はひび割れはないか基礎が崩れたり沈下していないか確かめましょう。
・内装はカビやシミがないか、破けたり避けていないか調べましょう。
・床下は湿気やカビがないか、さらには臭いなどで腐った部分がないかなどを念入りに確かめるようにします。
床下は特に家を支える部分なので詳しく調べましょう。
このようにして家の隅隅を調べられるところは調べるようにするのです。
家を修理する
家の点検が終われば修理です。
点検によって見つかった破損部分を修理しましょう。
リフォーム業者に頼まなくても修理できる部分を、あなたが修理してあげると親は大変喜びます。
自分で修理をすると大変なように思えますが、アメリカでは自分で家を修理するのは当たり前となっており、DIYという言葉もあります。
同じように日本でも自分で修理しようと思えば出来るのです。
ホームセンターに行けば内装用の壁紙や床材や塩ビなどの配管や蛇口やドアの部品など何でも売っています。
これらを利用すれば自分でもある程度家の修理は可能なのです。
このような部品を使って親の家の破損した部分を修理してあげましょう。
大がかりな自分で出来ないような修理はリフォーム業者に任せれば良いです。