三重県といえばお伊勢参り
三重県に出かけたときに外せない観光スポットといえば、伊勢神宮です。
お伊勢さんの名称で古くから信仰を集めている伊勢神宮は、次の順番でお参りします。
まず外宮からお参りします。
外宮の御正宮→別宮の順で参拝し、次に内宮に行き、外宮と同様に御正宮→別宮の順で参ります。
お参り後は門前町のおはらい町にあるおかげ横丁を散策しましょう。
おはらい町は、伊勢神宮の門前町として多くの人々が訪れるメインスポットです。
五十鈴川沿いの約800メートルの通りに伊勢特有の昔ながらの建造物がのきを連ね、お土産屋や飲食店として商売を行っています。
神宮道場や祭主の職舎といった伊勢神宮とかかわりの深い歴史的建造物もあり、散策に最適です。
この通りから細い路地を抜けて五十鈴川に出れば、川沿いをのんびりと散策しながら伊勢の町が楽しめますよ。
おかげ横丁はおはらい町の一隅にあり、江戸時代から明治時代の伊勢路を再現したショッピングエリアです。
たまり醤油をつかった黒いタレが特徴の伊勢うどん、文明開化のレトロな洋食屋、茶屋、てこね寿司、松阪牛などご当地グルメが味わえるお店や、近海で取れた魚の干物、地酒、伝統工芸などの名産品やお土産が買えるショップが集まっています。
このほか伊勢市二見町の二見興玉神社は海のそばにあり、海から頭を出す高さ9メートルの男岩と4メートルの女岩を大注連縄で結んだ夫婦岩が初日の出スポットとして有名です。
極上のお肉が食べられる松阪
伊勢神宮の最寄り駅である伊勢市駅から約10分で出かけられる松阪に足を伸ばすのもおすすめです。
江戸時代は松阪もめんの産地として、現在は松阪牛の産地として知られる松阪は、昔ながらの武家屋敷や見事な石垣の松坂城跡が残っており、伝統が感じられる観光スポットです。
江戸末期に松坂城の警護を担当した紀州藩士20世帯が住んでいた武家屋敷・御城番屋敷は、全国でもめずらしい組屋敷で、現在も人々が暮らしており、江戸時代にタイムスリップしたような気分になれます。
また、松阪を訪れたら本場の松阪牛もぜひ食べたいですね。
松阪牛の老舗・和田金をはじめ、口のなかでとろける最高級の松阪牛が食べられるレストランや旅館、御食事処がたくさんあります。
海の幸が楽しめる伊勢志摩
伊勢志摩で広大な風景と、海の幸を堪能するのもいいですね。
鳥羽エリアでは現役の海女さんが獲ってきた新鮮な伊勢海老やサザエ、アワビなどを囲炉裏で焼きながら食べる海女小屋体験が行われています。
(参考記事)
海女小屋体験施設「さとうみ庵」|志摩市観光協会
また、最近人気のご当地グルメといえば、鳥羽産の魚介類などをパテにしたトバーガーです。
鳥羽市内だけでしか販売されておらず、注文を受けてから作ってくれるので、できたての熱々が味わえます。
海と山に囲まれた三重県は、海の幸・山の幸に恵まれた自然豊かな観光スポットです。