肩たたきをする
親孝行の定番としては肩たたきがあります。
母さんお肩を叩きましょう、という童謡があるように肩たたきは定番となっています。
特に定年を迎えておらず仕事をしていたりすると、親は仕事や家事などで疲れているものです。
そんな時に肩たたきをしてあげると良いです。
肩たたきをするときは、力をいれて叩いてはいけません。
手でさするような感じで優しく叩くだけで良く、あまり強くやると揉み返しによってかえって肩が凝ってしまいます。
マッサージをする
肩たたきよりもマッサージをしてあげた方が、筋肉がほぐれて疲れも取れます。
マッサージしてあげると、筋肉がほぐれるのはもちろんのこと、血行が良くなるので体も温まってきます。
冷え性の親にはマッサージして血行を良くしてあげるのが良いです。
マッサージするなら肩を揉んであげたり、腰を揉んであげたりすると良いでしょう。
特に仕事や家事をしていると腰が痛くなってくることも多いので、マッサージしてあげると喜んでくれます。
ただしマッサージも肩たたきと同様に、あまりやり過ぎるとかえって逆効果になって肩などが凝ってしまうことになります。
あまりやり過ぎずに、適度にマッサージしてあげましょう。
ツボを押してあげる
マッサージと共にツボを刺激するのも疲れを取るには良いです。
ツボは足の裏から頭まで全身にありますので、全身のツボを押す必要はなく、手のツボを押したり、首のツボを押したりしてあげると良いでしょう。
首が疲れているなら首のツボを、腰が疲れているなら腰のツボを押すのです。
またツボマッサージというのがあるように、手足のツボを重点的に押してあげるマッサージ方法もあります。
ツボを押すと疲れを解消するばかりではなく、冷え性やむくみなどにも効果があります。
また頭痛がするなら頭にあるツボを押してあげると、頭痛が治ります。
肩たたきやマッサージでコミュニケーション
肩たたきやマッサージはなにも親の体の疲れをとってあげるだけが目的ではありません。
それらを行いながらコミュニケーションを取るのです。
黙黙とマッサージなどをするのも構いませんが、せっかく親とスキンシップをしているのですから、肩たたきやマッサージをしながら話をすると良いです。
最近のことや自分のこと、体の調子はどうなんか、仕事などは上手くいっているのか、などなかなか面と向かって聞けないようなことでも、このような時に聞いてみると上手く話せるかもしれません。
特に寡黙な親だったり、あまり積極的に自分のことを話さない親だったりすると、あなたから聞いてあげないと自分のことは話しませんので、是非ともこのような機会を利用して、聞いてみたいことなどを聞くのも良いでしょう。