40代という年齢について

人は、学生時代は学歴で差があるぐらいであり、そうして社会人になると、大手企業や中小企業と、働く場所で収入に差が出てきます。
そして40代になると、一気に家庭単位で、それぞれの家庭で差が出てくる時期です。
資産が十分にある家庭、親の介護を必要とする方、未婚で独身のままの方など、家庭ごとに状況が見えてきます。

また収入が同じような家庭でも、貯金がない人や、親の介護をする人、独身のままなど差が出ます。
特に40代となると、すでに老後資産の形成を考えておかないと、手遅れになる一歩前の年齢となり、時間的にも経済的にも余裕のなくなってくる時期に入ります。

さらには、40代となると、一気に健康が悪くなる方もおり、一気に体が弱ってくる時期です。
そのために、親孝行をするならば、遅くてもこの年代に何かしておいた方が良いでしょう。
親孝行したくてもお金がない、時間がない、親がすでに健康でないなど、できなくなってくる時期です。

40代から行う親孝行

親孝行を行うならば、まずは自分の貯金額を確かめ、いくら自由にお金を使えるか把握しましょう。

・親と連絡を取る

もしも日頃から両親と過疎的になっており、ほとんど連絡をしないかたは、一度電話でも良いので話してみましょう。
親孝行はしたいと思うときには、親がもう他界していることも多く、遠くからでも良いので、連絡しておけば良かったと後悔する方がいます。

・親と一緒に食事しよう

一人暮らしをする前は、親ともちろん一緒に食事をしますが、離れればそうはいきません。
長い間家族と食事をしないと、両親は寂しがります。
一度時間のあるときには、実家に帰って、親と家族団らん食事をしましょう。
男性であれば、父親と晩酌をするのも良いでしょう。
あのときに実家に帰って、晩酌をしてあげれば良かったと、後悔する方がいます。

・旅行に連れて行ってあげよう

仕事で忙しい方は、家族も両親も顧みず、仕事一筋の方がいます。
もちろん生活のためには仕事は大切ですが、40代の間に時間を作って、両親をどこかに連れて行ってあげましょう。
手軽に旅行するなら、近場の国内でもよく、一緒に行動し、温泉に入ったり、食事をしたり、行動を共にするのです。
思い出になるような旅行をプレゼントしてあげると良いです。

一番の親孝行は、あなた自身が幸せになることです。
両親は子供は目に入れても痛くない存在であり、犠牲を払ってでも守れる存在です。
いつも子供の幸せを願っており、子供が辛い境遇であれば、親はいたたまれない気持ちになります。
40代であれば、結婚して子供を作り、幸せな家庭を築くことが、一番の親孝行です。
子供ができれば、実家に帰って親に顔を見せてあげるのも良いでしょう。