ドイツで大人気のロマンチック街道

EUの中でもトップクラスの影響力を持ち、GDPも高いドイツは、美しい街並みやグルメなど魅力がいっぱいです。
その中でも特に人気の高い観光スポットをピックアップしました。

まず、人気ナンバーワンを誇るのがヴュルツブルクとフュッセンを結ぶ、ロマンチック街道です。
街道に沿って点在するローテンブルクやディンケルスビュールなどなどの中世都市や、古城、教会など見どころを辿りながら巡るコースで、ドイツワインやドナウ川で釣れた鱒の料理などが人気です。

スタート地点となるヴュルツブルクの街には、世界遺産に登録されている壮麗なバロック建築のレジデンツを始め、ノイミュンスター教会や大司教の居城だったマリエンベルク要塞など、歴史的建築物が多数あります。
毎年レジデンツの庭園では、モーツァルト音楽祭も開催されます。
文化と歴史、フランケンワインの街です。
タウバービショフスハイム、ラウダ＝ケーニヒスホーフェン、バート・メルゲントハイム、ヴァイカースハイムなどの街を抜け、ロ中世の宝石箱と賞賛されるローテンブルク・オプ・デア・タウバーにいたります。

次に、中世の姿を今もとどめるディンケルスビュールやネルトリンゲンの街を経て、ドイツ最古の都市・アウクスブルクに入ります。
アウクスブルクは金融の街でもあったので、黄金のアウクスブルクとも呼ばれていました。
そしてロマンチック街道の中でも、最も人気の高い街が、シュヴァンガウです。ルートヴィヒ2世が亡くなった地であり、ホーヘンシュヴァンガウ城とノイシュヴァンシュタイン城が有名な観光スポットです。

ホーエンシュヴァンガウ城はルートヴィヒ2世の父・マクシミリアン2世のお城で、ルートヴィヒ2世が子どもの頃から暮らしていました。

ノイシュヴァンシュタイン城は街道の終点にあり、ロマンチック街道の中でも白眉となるお城です。
ルートヴィヒ2世が建造した白亜の城で、ディズニーランドの眠れる森の美女の城のモデルとしても有名ですね。
美しい外観は周囲の緑と溶け込み、場内の装飾も夢のように素晴らしいものです。

ベルリン観光

第二次世界大戦で東と西に分断されたドイツが1990年にドイツ統一され、再び首都となったベルリンは、歴史を感じさせる街であるとともに、ヨーロッパ経済を牽引するモダンシテイでもあります。

12区に分かれており、ショッピングやアートを楽しむならミッテ地区、エンターテインメントが楽しめるポツダム広場など、目的に合わせてエリアを散策しましょう。

観光スポットで人気なのは、ドイツ統一のシンボルでもあるブランデンブルク門です。
この門は、ドイツが東西に分断されていたときは、門の正面にベルリンの壁と呼ばれる壁が立てられており、通ることができませんでした。
ベルリンの壁が崩壊され、東西が再び統合されたとき、ベルリンの人々は一斉に壁を乗り越えました。