30年ぶりに父親の肩たたき

五十肩痛い

父との久しぶりの再会

私は上京して一人暮らしをしており、仕事が忙しく実家に帰るのは時々でしかないのですが、それでも時間があれば1年に1回は、忙しくても数年に1回は実家に帰ります。
やはり実家に帰ると、両親がいて色々と食事を作ってくれたりするので、とてもそのありがたさが分かります。

今年も久しぶりにまとまった休みが取れましたので、その休みを利用して実家に帰りました。
今回は3年ぶりぐらいの帰省であり、普段からは電話をして連絡をして親の声は聞いているものの、やはり実家へ帰り親と一緒に過ごすのはとても良いものです。
いつの間にか親は定年を迎え仕事を終えて家で過ごす日々を送っているようになっており、実家に帰ると両親二人で温かく迎えてくれました。

実家に帰ると自分の部屋として使っていた場所は、今も昔と変わらず母がいつも掃除をしてくれて綺麗に保ってくれているので、そこへ帰ると昔の思い出が蘇ります。
昔読んでいた漫画などもそのまま本棚にありますので、そのようなものを見るととても懐かしく思います。
自分の部屋に行くととても懐かしい昔の匂いを感じることが出来るのです。

忙しく動く毎日

父は定年退職し仕事を終えて家にいるようになったと言っても、元は仕事人間なのか家でも何かと動いて作業をしています。
家の横にある小さな畑の手入れだったり、木の手入れだったり、風呂場などを洗っていたりと忙しく動く毎日です。
そんな父を見て、時間はたっぷりあるんだからもっとゆっくりやればいいじゃない、と私は言うのですが、そんなことは聞かずに何か作業をする毎日です。

そのような父を見て、食後の時間が出来たときに肩たたきをしてあげようかと思いました。
父親に肩たたきしてあげようか、と言うとなにやら恥ずかしそうな感じの父でしたが、それでも私は構わずに肩たたきをしてあげました。
疲れていないように見える父の姿でも、実際は肩が凝っていてやっぱり疲れているんだなぁと思いました。

不思議と肩たたきをしていると、普段は寡黙な父も色々と話をしてきます。
私のことを心配して仕事はどうなんだとか、結婚の予定はないのかとか、色々と聞いてきます。
普段からやはり両親は私のことを心配しているんだなぁと実感する瞬間でもありました。
こうやって肩たたきをして親をねぎらい、そして親と色々と話をするのも良いことだと実感しました。
このような身近なことは普段話せないことも話せてとても良いです。

こうして短い期間の私の実家への帰省は数日で終わってしまい、また東京へ戻って仕事で忙しい毎日を送ることとなりましたが、また休みが取れたら実家に帰って何か親孝行のようなことをしてあげられたらいいと考えています。